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モンコレの世界(4)

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■神獣の乙女


【空飛ぶ島アルビオン】
人の手の届かぬはるか天高く、「空飛ぶ島アルビオン」は漂流していた。
六門世界の天上は「聖」の領域であり、太古の昔より空は「聖」と大気を司る「風」の領域であった。
極東には「浮島」と呼ばれる、空中に浮かぶ島々が数多く存在しており、その最も有名なものが「空中都市タージケント」である。
しかし世界の空にはタージケントの他にも、あまたの島々がひっそりと存在しているのだ。
「空飛ぶ島アルビオン」もそのひとつであり、そこにはニーベルングの字を持つワルキュリアの一族が、ユニコーンやペガサスといった聖獣たちと暮らしていた。
しかしあるとき、その島の一角、何もない虚空に「亀裂」が走る。
その影響であろうか、「空飛ぶ島アルビオン」は中原地方の南部へ向かって、ゆっくりと高度を下げ始めた。
それは世界を揺るがすエレメンタル・ストームのはじまりのひとつであった。

【ニーベルングのワルキュリア】
そもそもワルキュリアという種族は、「戦乙女」の名で知られるとおり戦いに長け、武勇で問題を解決することを誉れとする種族である。
存在そのものが戦争や死を意識させるワルキュリアたちは、聖を嫌う者や、戦乙女に「勇者と見込まれた」男を家族に持つ者などからは、死神と揶揄されることさえあるのだ。
「空飛ぶ島アルビオン」に住まうワルキュリアたちは、そんな一般的な戦乙女像からは少し離れた、ニーベルングの一族と呼ばれる者たちであった。
彼女たちの一族は、戦天使や他のワルキュリアの一族のため、軍馬となる聖獣を育むことを使命とした一族で、直接的にその武力をふるうことはなかったのだ。
しかし「空飛ぶ島アルビオン」が落下した先は、サザン帝国とオルクス連合軍とが戦う激戦地。
彼女たちとその友である聖獣たちは、自らの領域を守り抜くために、その本領を発揮する。
  

【神獣の女神ジーグルーデ】
「空飛ぶ島アルビオン」において最も有名なワルキュリアは、「神獣の女神」の二つ名でも知られるジーグルーデであろう。
最も聖獣に愛される戦乙女ジーグルーデは、島の最大戦力である聖晶騎兵隊を総べる大隊長でもある。
彼女自身の戦闘能力もさることながら、その神速の戦術を活かした指揮能力は、この戦乱の時代においても世界屈指のものであると推測される。
彼女の指揮下にも、神速で知られる聖晶騎兵が数多く存在しているという。


【神角獣アルビオン】
「空飛ぶ島アルビオン」は、ある偉大なる一角獣の名からつけられた。
島の主ともいえる神角獣アルビオンは、治癒や再生に秀でたユニコーンの中でも頂点の力を持つ。
生命力あふれるその身体は、一説によればジオテランの森の世界樹にも匹敵する齢を重ねているという。
ワルキュリアたちを温かく見守っていたアルビオンの眼差しは、「よそ者」どもとの戦いにおいては一変して鋭く、獰猛なものになる。
伝説の一角獣の力を目の当たりにした外敵たちは、破壊的なまでに激しいアルビオンの力を思い知らされることだろう。


■炎のラビリンス


【ミノタウロスの部族】
「炎のラビリンス」と呼ばれる迷宮がある。
その存在は、古くは暗黒時代のおとぎ話にまでさかのぼることができ、古代帝国期が紀元の可能性すらある。
この迷宮はミノタウロスの領域であり、そこには彼らのいくつかの部族が存在していた。
狩猟や略奪、外部への軍事行動を主とした、「爆殺王」の部族。
迷宮の守護と補修、ミノタウロスの治安を守る、「迷宮王」の部族。
迷宮の最深部において紅蟻での畜産や内政、「炎のラビリンス」でミノタウロスが生きるための力を蓄える、「牛魔王」の部族。
彼らがその役割を分けるに至るには、長年にわたる内戦と抗争の歴史があった。
そうして長い歴史を経て得られた平和は、突然破られた。
  

【欲深き皇帝オルクスの呪い】
世界の覇権を狙う欲深き皇帝オルクスは、南部地方の平定において、ミノタウロスの一部族に目をつけた――爆殺王の部族である。
もともと「炎のラビリンス」内で自身の領域をあまり持たず、略奪や侵略への抵抗が薄い爆殺王はこれに呼応し、ミノタウロス同士の内乱の時代が再び訪れる。
とはいえ何の助けもないまま、爆殺王がオルクスに与することはない。
皇帝オルクスは爆殺王を支援すべく、「炎のラビリンス」へ強大な呪いをかけたのだ。
それはミノタウロスを弱く醜い「人間の女のような姿」へ変える、半人化の呪い。
迷宮表層部に住まう迷宮王の部族は、この屈辱極まりない呪いをその身に受けた。
醜い姿の上に、部族内で子を成す力さえ奪われた迷宮王の一族は、ミノタウロスの中核部族である牛魔王の部族を呪いから守るべく、人間と共同戦線を張ってオルクスと爆殺王へと立ち向かう。

【迷宮王オズボー】
無双の膂力と、迷宮のすべての通路を知るオズボーは、恥ずべき呪いをその身に受けてもなお、ありし日の力を失っていなかった。
オズボーには鉄壁の守りを誇る将軍「金角」と、機先を制する技に秀でた将軍「銀角」という信頼を置ける部下たちがおり、その迷宮を守る防衛機能は姿を変え多少の弱体化を及ぼす程度の呪いでは揺るぐことはなかったのだ。
「炎のラビリンス」内において、オズボーとその部下たちの行う迷宮戦術は、あらゆる侵入者を排除しうるものだろう。


【牛魔王ミダス】
「炎のラビリンス」の奥深くに住まう牛魔王ミダスの部族は、紅蟻を用いた畜産や牧畜などを行い、ミノタウロスたちの生産能力を一手に担っている。
生産や内政を主な仕事とするミダスの部族だが、武力においても他の部族に劣るものではない。
遊牧で生計を立てることで知られるケンタウロスが屈指の騎兵軍団を形成しているのと同じく、ミダスの部族も無数に生まれ育つ紅蟻を操ることで、ミノタウロスという種族内では圧倒的な機動性と物量作戦を行うことができるのである。


モンコレの世界(5)では、勢力「深き者ども」「精霊たちの狂宴」について掲載予定。乞うご期待!

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