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モンコレの世界(7)

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★地理
六門世界の地理や気候風土は、世界の極に存在する六つの元素に強く影響を受けている。
そのため六門世界は、大枠では五つの地方で区分されて説明されることが多い。

■中原地方


六門世界の中央一帯は、天空高くある聖の元素と、奈落の底にある魔の元素とがせめぎ合うことでバランスが保たれており、中原地方と呼ばれる。
広大な平原に大きな河川が流れ、農業や商業が活発な地域であり、春夏秋冬の季節がはっきりとしている。
中原地方の都市国家群は、その多くがサザン帝国の傘下や同盟関係にある。
人間が多い地方で、聖エルド教の信徒も多い。

【聖都サザン】
六門世界のほぼ中央に位置する、世界最大の都市。
古来より聖エルド教の総本山である「教皇庁」と、魔術の殿堂である「大学院(アカデミア)」の本部という2大組織の中心部でもある。
教育や生活の水準が高い半面、人間中心の気風を持っており、他種族はエルフやドワーフくらいしか見かけられない。
民心掌握のため、闘技場などの血なまぐさい施設も存在する。

【ガルシルト公国】
「南の盾の国」と呼ばれる武人の国。
人も建物も質実剛健を旨としており、ソラステル帝国からの脅威に備え、サザンからの支援を強く受けていることでも知られる。
その近くの山間には百年戦争より少し前に「試練場」と呼ばれる不思議な迷宮が発見され、以降は冒険者も多く集うようになり、より精強な軍隊が編成しやすくなったという。
「試練場」はその名の示すとおり、ベテラン冒険者パーティでも一歩間違えば全滅しかねないという危険かつ広大な迷宮で、迷宮の最奥には強大無比な「灼熱の魔王」が封じられているという噂がまことしやかに囁かれている。

《灼熱の王ベリアル》
「試練場」は古代帝国期に築かれた施設といわれており、この地方には大昔に「朱槍の騎兵隊(スカーレット・ランサー)」によって六皇子の一柱《灼熱の王ベリアル》が封じられたという伝説も残っているため、この遺跡のことを「朱槍の試練場」と呼ぶ者もいる。

【リヒテルストラ公国】
「北の盾の国」と呼ばれる文化都市。リヒテルスとも呼ばれる。
六王国時代の面影を残す美しい街並みで、絵画や音楽を愛する風土でもある。
六王国時代の終期から、ユニコーンと女兵士を集めた精強な一角騎士団が編成されていることでも知られる。
北部地方とサザン帝国の関係は永らく平穏な間柄であるため、防衛都市としての機能は失われつつあるようだ。
百年戦争以降は逆に北東のサーガランド地方との中継地点としての意味合いが強まりつつあり、「雪の女王」を招くための避暑地が近隣の山地に築かれた。
近年は一角騎士団に、ひそかにワルキュリアが入団しているという噂もある。

《ニーベルング聖角騎兵隊》
ワルキュリアが住まう浮島アルビオン島は、リヒテルストラ公国の上空近辺を漂っていたと考えられる。そのためリヒテルストラの一角騎士団には、昔からワルキュリアが密かに入団していた可能性もある。

■南部地方


火の元素の影響を強く受けており、常に気温が高く、乾燥地帯も多い。
火を仰ぐアグニ教の信徒が多いのも特徴的。
その広い地域がソラステル帝国の領土であり、中原のサザン帝国とは永く戦争や緊張状態が続いている。
オーガやオーク、ダークエルフなどが数多く住まう地域であり、そうした異種族同士でのトラブルが多いこともあってか、人間も荒々しい気性の者が多いようである。
こうした性質は、ソラステルの皇帝が永らく亜人間であることとも関係していると思われる。
例えば――真実は定かではないが、六王国時代に世界を震撼させた皇帝オルクスⅠ世は、人とオークの血を引いているとされ、以降も何度かオルクスの名を関する皇帝が即位している。

【帝都ソブリニ】
火炎樹の外壁に囲まれた、難攻不落の城塞都市にして、ソラステル帝国の都。
ソラステルは六門世界随一の錬金技術を誇っており、百年戦争期にはその技術が広く世界に波及した。
サザンとは対照的に様々な種族がいきかう自由な風土の都市である反面、いまだ奴隷制度などの差別的な政策も根強く残っている。

《キルシュの空中母艦》
ソブリニに住まう代表的な種族は、人間、オーク、オーガの他、ダークエルフが挙げられる。ダークエルフの一部の部族が先進的な技術を持っているのは、錬金術の発達したソブリニでの政治力によるものだと考えて間違いないだろう。

【火炎樹の森】
世界最大の火山であるフィシルマ山を抱く、ラストゥラ山脈。
その周囲を囲むように広がっているのが、火炎樹の群生する森である。
空気が薄く、猛烈な熱気と乾燥が待ち受けており、普通の生物が生活できる場所ではない。

【カラマン砂漠】
南部地方と東部地方の境界に広がる砂漠であり、六門世界で砂漠といえば、およそこのカラマン砂漠を指す意味である。
過酷な環境にもかかわらず、大砂蟲などの超巨大生物の目撃例も少なくない。
太古の昔に築かれたピラミッドなどの遺跡も存在しており、そこには「ラストエンペラー」と呼ばれた強大な力を持つ皇帝が埋葬されているという。

《真紅の皇帝アギアト》
古代帝国期にカラマン砂漠近辺で栄華を誇ったといわれる、ラストエンペラーの治めた一大国家。ピラミッドをはじめ、その偉業は目に映る形で今なお残ってはいるものがあるにもかかわらず、その国の実態――なぜ砂漠に大国を築いたのかなど――には、謎に包まれた部分が多い。

■西部地方


水の元素の影響を強く受けた地域で、西側には海が広がっている。
水資源が豊富で、陸地では農産物が、臨海地域では漁業が盛んであり、食糧生産率が高い。
北部の紺碧海と呼ばれる沿岸はスキュラの領域となっており、南部に広がる湿原や密林には、様々なリザードマンの部族が点在している。

【ウォーレス】
「千の水路を持つ都市」という異名を持つ古都で、その国力はサザンとソラステルに次ぐといわれている。
地下水路の中には、古代帝国期に造られたものも数多く存在し、長年の増改築の結果、水路の迷宮と化している。
ギルマンや人魚の姿を多く見かけられる都市でもある。

【海賊都市クロスボーン】
海賊たちが集まる小さな王国で、土地が貧しく農業に向かないこともあり、ここを拠点とするならず者たちは商船を襲撃し続けている。
領土的なうまみに乏しい上に攻めるに難しい地形であるため、他国はクロスボーンを攻め立てることが無い。
人間だけでなく、ギルマン、ダークエルフなども海賊として集う地である。

《女海賊ネイ&ネル》
海賊都市クロスボーンは、常は非常に人口の少ない、寂れて薄汚れた犯罪島でしかない。しかし200年周期で晴れ渡る「魔法の霧」が、この島に伝説と夢を積み上げる。そして「魔法の霧」が消えた今、そこには名だたる海賊や女傑たちが集結しているのだ。

【魔法の霧】
海の広い範囲を覆う霧はめったに晴れることがない。
この霧は極めて魔法的なものであることが昔から判明しており、霧で覆われた一帯は複雑な海流や急変する天候によって航海が極めて困難な場所となっている。
霧の中には失われた海上都市や秘宝が存在しているといわれ、中でも「暗黒海域」――別名「魔海」――と呼ばれる辺りには、海の深淵から現れる「数多くの不気味な人影」や「巨大帆船をもしのぐ人型の影」などの目撃例があとを絶たない。

《トレンチの三角海域》
「魔法の霧」が晴れてもなお、海には不明の部分が多い。特に魔海にほど近い海域ともなれば、「通りがかった船が姿を消す、三角海域」なども存在する。

■北部地方


土の元素が強い地域で、山岳地帯と森林が広がっている。
気候は安定しているものの、地理的に平野を切り拓くことが難しいため、他の地方にくらべると人間の人口比率が少なめであることが特徴でもある。
森林地帯はエルフの、山岳地域はドワーフとトロールの領域になっていることが多く、その合間でゴブリン族が山賊行為を働いている。
北の最果ての山岳地域には、巨人族の隠れ里があるともいわれている。

【タシエル】
「森の都」とも称される都市で、人間が集う都市としては北部地方随一の規模である。
とはいえ住民の1割以上はエルフで、人間と共存していることから「調和の街」の異名も持つ。
交易の中継地点としての役割が大きい都市で、エルフやドワーフが作りだした工芸品や資源の流通が主な収益源となっているようだ。

《エルフ森林遊撃隊》
長寿なこともあってか、気性が穏やかなことで知られるエルフたちだが、自分たちの一族やテリトリーを侵す者へは容赦がない。弓と魔法の名手が多いエルフたちは、侵略者を近づく間もなく殲滅するという。

【ジオテランの森】
北部地方の西部のほとんどは、世界最大の森林であるジオテランの森で覆われている。
世界のエルフの半数はこの森に住んでいると言われており、その中心部は「世界樹の森」と呼ばれ、エルフたちの聖域となっている。
「世界樹の森」はハイエルフの一族によって守られているといわれるが、そこへ足を踏み入れた人間はほとんどおらず、真偽のほどはさだかではない。

《永年樹ハーヴェスタ》
ジオテランの森には、無数のトレントたちが生息している。トレントは豊かな森を育む性質を持っており、「世界樹の森」を守るハイエルフたちとも親交を持つ、数少ない知的存在である。

【迷宮都市メルラルズ】
BR250年ごろに発見された、古代帝国期に築かれた広大な迷宮の上や中に築かれた都市で、一獲千金を狙う人間の冒険者たちが数多く活動している。
BR200年前後に、下層で大規模な崩落・爆発事故が起こったといわれており、それ以降は遺跡探索のために集まる冒険者も減少したといわれている。
実際にはBR200年前後に起きたことは事故などではなく、奥底に眠る強大な力を持った「地獄の大公」が起こした魔力暴走が原因という説もあるが、今となっては定かではない。

■東部地方


風の元素が強く、どこに行っても東から西へ向かって風が吹いている地域。
その大部分が草原地帯で、ここはモーングロシア地方とも呼ばれる。
モーングロシアは人間とケンタウロスの領域で、いずれも遊牧民として自治を主張している。
中原との境界には巨壁山脈と呼ばれる山岳地帯が広がっており、中原からの影響と人の流れとを隔絶している。
こうした山岳地帯はバードマンやハーピィの領域となっていることも多く、人間が足を踏み入れるのは容易ではない。
この地方では他の地方に比べ、イエルの伝説とその一族の伝承にこと欠かない。

【空中都市タージケント】
世界の極東に位置する街といわれる、空中に浮かんだ遺跡都市。
その位置は一定ではなく、常に南北に移動し続けている。
街と地上との往来にはペガサスやグリフォンが使われ、バードマンの運送屋などもいるため、なんとか街としての形を維持している。
百年数十年に一度、タージケントの近くには「空中庭園」と呼ばれる空中遺跡が降臨してくることがあると言われ、その際には特に冒険者たちで賑わうという。
この「空中庭園」には「剣の魔王」が封じられているという説もあるが、残された資料があまりに少なく、信憑性は低い。

【サーガランド】
東部地方と北部地方との中間地帯には、サーガランドと呼ばれる、寒く雪の厚い高山地域が広がっている。
サーガランドは土の元素が強い北部と、風の元素が強い東部の境界であるにもかかわらず、水の元素も色濃く存在しており、一年を通して雪に閉ざされている場所が多い。
一説によれば強大な魔法の儀式によって、止まぬ雪が降り続けているのではないかともいわれる。
サーガランドには世界の最高峰でもある「氷刃山」が存在しており、おとぎ話によれば「蠅の王」がここに封じられているという。

《冥界の貴公子ベルゼブブ》
「氷刃山に蠅の王が封じられている」という伝説は、暗黒時代が発祥とされるおとぎ話『ホーリィの手記』から出て来たものと考えられる。その伝承は今なお地元に根強く残っており、いまだに魔王を恐れる人々は「氷刃山」へ踏み込まない。

【バルティス】
サーガランドに点在する集落を束ねる、氷の宮殿を抱く都。
もともとは人間の王が総べる集落だったが、サーガランド統一に尽力した精霊に譲位されて以来、形の上ではその精霊の「雪の女王」が国王となっている。
とはいえ「雪の女王」は人間の政治にはほとんど関わらない、象徴的な存在である。事実、基本的には氷刃山近くの氷結晶の塔に住み、下界には滅多に姿を現すことはない。
サーガランドは領土面積だけならばサザン帝国やソラステル帝国に比肩しうることもあってか、サザンは「雪の女王」をおもねって、リヒテルストラ公国にたびたび彼女を(実際には代理の者が行くことが多いようだが)招くようになった。

《雪の女王ゼノビア》
「雪の女王」の周囲にも、いくつかの部族的なコミュニティが存在する。現「雪の女王」であるゼノビア女王は、サーガランド統一に注力した部族の子孫でもある。他にも「氷刃山」の近辺に住まう古の「雪の女王」の部族も存在しており、その部族は永遠の時を生きる呪いをかけられているという。

モンコレの世界(8)では、アポカリプスの魔剣に収録される勢力について掲載予定。乞うご期待!

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